御幸の芝
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吉野山上千本
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ある日、後醍醐天皇は滝を見に出かけました。ところが観音堂のそばに来た時に空模様があやしくなって雨が降り出しました。そこで天皇が
こゝは猶丹生の社に程近し
祈らば晴よ五月雨の空
と詠まれると、天候はたちまちに回復したのでした。その観音堂がこの雨師観音と云われてゐます。道をはさんだ向い側の台地は「御幸の芝」と呼ばれてゐます。
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